2023.09.29授業レポート

「音響実習」 
舞台構想コース音響専攻2年
草間光祥

「音響実習」の授業では主に舞台音響の役割や基本的な音響機材の扱い方について学びます。音響専攻を選択する多くの人が「音響」に初めて触れるので、機材の名称やその役割などの基本的な内容は勿論のこと、物理現象としての「音」などの根本的な内容についても一から学んでいきます。
 1年次に履修できる「音響演習」と大きく異なる点はより実践的な内容を学ぶことができるという点です。音響実習では中ホールの機材を中心に実際に操作しながら学んでいきます。また、2年次からは学生達で実際に公演を作る「総合実習」も履修することが出来るので、総合実習を題材に機材の仕込み方や効果的な音の使い方なども学びます。
 音響実習では1年間かけて舞台音響の基本を学んでいくため、未経験者でも問題なく音響機材を扱えるようになりますが、予習復習は欠かせません。音響機材を扱えるようになるには実際に触れることが大変重要なので、他学年の総合実習の仕込みに参加するなど、履修科目外でも積極的に活動を行っています。