「企画制作演習・実習」
舞台構想コース企画制作専攻３年
バルブ愛凜

  「企画制作演習」の授業では、芸術・演劇とは何か？なぜその作品を上演するのか？を、自分自身の頭で考えながら学びます。自分の意見をもつこと、その意見を人前で話すこと、そして数字に慣れるように実際に企画書や予算書を作成し、討論やプレゼンをします。
  「企画制作実習」の授業では、演習での学びからもう一歩踏み込み、企画を”届ける”ために必要なことと知識を学びます。企画書・予算書・リリースに加えて、契約書の作り方や助成金申請書などをWordやExcelで作成し、どのようにして企画を社会に広げるかを考えます。アクセシビリティの拡大や世界の文化政策について、公や民間の劇場運営についても学ぶことが出来ます。また、デザイナーさんからIllustratorやPhotoshopなどのソフトの使い方を学ぶことができる機会もあります。
  「総合実習」や「劇場実習」で他専攻の仲間たちと一緒に公演を作り上げていく際には、カンパニー内の様々な情報を敏感にキャッチし、主体性を持って動きます。観客、ランニングメンバーなど、関わるすべての人が快適であるように意識しながら、公演を届けるために最適な方法を模索します。
  自身の意見をもち、それを伝える方法、形にする方法を学ぶことで、自身の見える世界が少しずつ広がっていることが実感できています。