2024.12.23お知らせ

「演出演習」
舞台構想コース 演出専攻2年
奥田寧々

 「演出実習」の授業では主に演出をすることや他者の演出を観察・考察することを学びます。内容としては、短いシーンのテキストが配布され、それを私達学生が演出していきます。役者がいる訳では無いので、俳優役も学生が交代で務めます。 ひとつのテキストを3回の授業にかけて取り組み、様々なパターンの演出を学んでいきます。
 1年次で履修できる「演出演習」との大きな違いは実践的に演出を学べるということです。演出演習の授業では実際に学生が演出することは無かったのですが、演出実習の授業では学生が主体となり授業を進めていくので、積極的に参加すればする程多くの学びや発見が得られる内容になっており、演出を基礎からしっかりと学べる授業です。
 2年次より履修できる「総合実習」などでは演出助手として参加する学生が多く、カンパニー全体の動きを把握し、各セクションとの連携を取り、演出家と作品が出来上がる過程を学んでいきます。
「演出実習」は他専攻の履修者も多く、演劇作品を創りあげる上で必要な事を学べる授業になっています。