芸術学部および演劇学科の入試について
入試関係の情報につきましては、日本大学芸術学部公式サイト「入試情報」をご覧ください。
演劇学科を卒業して、どんなところに就職しますか?
民間や公の劇場の企画制作・事業部・舞台技術部、大道具製作会社(舞台やテレビ等)、照明会社、音響会社、俳優のプロダクションや劇団、フリーランスとしてエンターテインメント業界で仕事をするなどだけでなく、コミュニケーションスキルを生かして広く一般企業に進んでいます。過去3年の進路はこちらへ。
声優になりたいのですが、そういう授業はありますか?
特に声優に特化した授業は開講していませんが、演技者として、また表現者として必要な訓練となる講座を開講しています。また、卒業生には声優として活躍している人も多くいます。さらに、現在、声の仕事の現場では、声優さんに限らず、多くの場合、俳優が声優の仕事を兼ねていることも多く、そうした社会が求める多様性にも対応したカリキュラムを編成しています。
クラブやサークル、バイトと両立はできますか?
総合実習など、一定の集中稽古期間を伴う舞台発表を成果発表とする授業以外は、原則、毎週日中から夕方には終了するようになっていますので、それ以外の時間にアルバイトやサークル、課外活動等を自分の都合に合わせることで両立は可能でしょう。
演技の経験がまったくありませんが、大丈夫でしょうか?
入学からの学習に必要な要素としては、事前の経験だけが重要なのではなく、自ら進んで学ぶ積極的な姿勢が大切です。そうした意味では、必ずしも経験だけが重要な訳ではありません。また、自分自身の目標を明確に持ち、それを実現させるための準備や努力も必要でしょう。
日舞専攻を受けたいのですが、流派の名取名をもっていないとだめですか?
いいえ。名取や師範などは、入学のための基準ではありません。専攻では、日本舞踊を経験し、日本の伝統文化を通し大学で学び、社会へ活かすような将来の夢を持っても良いでしょうし、日本舞踊家や地域社会での貢献を目指すのも良いでしょう。また実技試験には、日本舞踊だけでなく、日本の伝統舞踊等、全国各地の神楽や民俗の舞踊で受験することもでき、日本舞踊の古典、創作を中心としたカリキュラムを学習しながら、全国でも珍しい伝統芸術を学び社会で活躍する人を育てることを目標としている専攻です。
洋舞専攻を受けたいのですが、どれぐらい踊れないといけないのでしょうか?
専攻の実技試験では、モダンダンスのテクニック、また基本的なバレエテクニックの要素を用いながら、ダンスを自らも創作できる技術と発想力が問われる内容になっています。単に技術だけを問われるのではなく、柔軟な発想力も大事な要素であると言えるでしょう。例えば、オープンキャンパスでの公開授業への参加や、総合実習や卒業制作などを積極的に鑑賞しておくこともおすすめします。
舞台構想の2年次での専攻分けですが、希望の専攻に行けますか?
学生の希望や学習状況に応じて相談に応じています。また、そうしたことでは、希望する専攻へほとんどの方が進まれています。