舞台創造の力で未来をつくる
ひとりでは見えない景色がある
求める入学者像(Admission Policy)
〝化学反応し進化する力〟を養う
舞台芸術作品には、俳優、舞踊、劇作、演出、舞台美術、照明、音響、舞台監督、企画制作ほか数多くの領域が関わります。その各領域は、主張と協調を重ねながら、それぞれが作品を先へ先へと導いていきます。演劇学科では、この舞台創造の根底にある仕組みをいかしながら、理論、歴史、技法、表現をともに学ぶために、豊かなコミュニケーション能力と舞台芸術や創作に対する強い熱意をもつ人材を求めます。 「舞台創造の力を学ぶ中で〝化学反応し進化する力〟を養い、自分のスキルを成長させ、将来の仕事としたい」 「個々の創造力を大切にし、その違いを尊重しあいながら、獲得したリーダーシップで社会に活躍の場を見出したい」 そのような人との出会いを待っています。
学びの方針(Curriculum Policy)
舞台創造の基礎から、実践的なスキルを習得
演劇学科では、舞台創造に必要な基礎的な歴史、理論、演習授業とともに、様々な分野でプロフェッショナルとして活躍するための教育を中心に、現在活躍中の専門家を講師とした実習授業や4年間の学びの集大成として挑む卒業研究(舞台発表による卒業制作や理論研究成果である卒業論文)を頂点とした、「理論」と「実践」のバランスに配慮した授業をおこなっています。さらに、各コースや専攻での学びを創造的に発展させた総合実習や他の芸術領域や芸術教養科目での学びも加え、みずからの学修基盤を学科やコース・専攻におきながらも、幅広い視野に立ち、ジャンルを越えて芸術創造活動に携わる能力を身につけることができるようカリキュラムを構成しています。各授業では「教わる」のではなく「自ら学び考える」力を養い、発想力や思考力、また基礎を学んだ上での応用力を身につけ、芸術創造に必要な教養やスキルを獲得し、より実践的な力を養えるような授業運営を行なっています。
卒業認定の考え方(Diploma Policy)
社会で活躍できる実力を修得
演劇学科では、各コースや専攻における講座や演習で専門知識や理論を学びながら、同時にそれぞれの専攻の実習授業において実践的な学びを修得できたかを測ります。さらに2年次以降の発表を伴う総合実習や上演実習、各領域の演習、また3年次から研究領域に応じて選択するゼミナールを経て、最終学年では卒業見込み認定単位修得者に対し、卒業研究において4年間の学修成果を見極め、卒業時に「芸術学学士号」を授与します。演劇学科では、舞台芸術の理論、実践の二つの学習要素を基盤とし、知識や技能の集積だけではなく、それらを幅広く応用し、発展させることができる能力を養い、さらにその力を用いて、社会で活躍できる実力を修得できたかを最終的な卒業認定の基準としています。