「舞台照明演習・実習」　演劇学科舞台美術コース照明専攻2年　
小平愛子

「舞台照明演習」の授業では、世界の劇場や演劇の歴史、電気のこと、照明デザインを考える上での戯曲の読み解き方、美術装置との兼ね合いなどを学び、実際に戯曲を読み込んで照明デザインや仕込み図を作成します。「舞台照明実習」の授業では小ホールや中ホールを使用して、灯体を吊り込み、シュートをしたりします。舞台上や高所での作業は危険が多いため、気をつけるべき安全に関する事柄も教わりながら作業していきます。また作った明かりを見ることで、灯体ごとの特性や、使いどころを学ぶことができます。さらにこの授業では、操作卓や劇場の使い方も学ぶことができます。2年次から履修できる「総合実習」で、実際に他専攻の同期と舞台を作っていく際には、演習や実習で学んだ知識や身に付けた技術を実践的に使用することができ、より理解が進みました。入学時よりもできることが格段に増えていくのはとても楽しく、わくわくすることです。