2021.11.29授業レポート

「演劇史Ⅱ」 演劇学科舞台構想コース2年 
青木紀花

「演劇史Ⅱ」は主にヨーロッパを中心とした演劇の歴史がテーマです。西洋演劇がどのように始まり、どのように近代劇の形式に至ったかを分かりやすく学べる授業となっています。また、皆さんも一度は耳にしたことのあるであろうシェイクスピアの作品など、有名な西洋古典戯曲をいくつか例に用いて、戯曲を読解する上のコツなども学べます。 私が1年生の時、強烈に印象に残ったのは、授業資料として紹介された「オリンピコ劇場」というイタリアにある世界初の屋内劇場です。遠近法を用いた豪華な造りの劇場の写真を見て、実際に足を運んでみたい!と強く関心を持ちました。演劇史Ⅱは、このように様々な角度から切り込んだバラエティに富んだ授業内容となっているので、皆さんも何かしら強く惹かれる事柄が見つかるのではないでしょうか。 必修授業には日本の演劇史を学ぶ「演劇史Ⅰ」もありますので、そちらと照らし合わせて双方の理解を深めるのも良いですし、自分の好きなジャンルの舞台と比較して、何が共通して何が違うのか発見することも良いですよね。皆さんもぜひ日芸で自分なりに学ぶ楽しさを見つけていただけたらと思います。